こんにちは。やまたろ~です。
引っ越すことになったけど、どうすればいいのかな。
引越しの全体的な流れとポイントをご紹介します!
私は、生まれてからアラフォーの現在に至るまで、ずっと転勤族だったため、これまで15回の引越しを経験しました。
平均すると3~4年に1回です。
ここでは、そんな引越し人生を歩んできた私が、引越しの「始まり」から「終わり」までの大まかな流れと、それぞれの段階でのポイントも合わせてご紹介します。
この記事を読んでいただけると、引越しの一連の流れを知ることができるので、行動計画を立てやすくなり、スムーズな引越しができるようになります!
イメージをつかんで、引越しを成功させましょう!
物件を決める
まずは、物件決めです。
すでに決まっている方は、次の項目に進んでください。
物件選びでは、全ての希望条件を満たす物件を見つけるのは至難の業です。
物件選びの主な条件として、次のようなものが挙げられます。
- 立地(駅からの距離、交通の便等)
- 家賃
- 間取り
- 築年数
- 窓の向き
- 建物の構造
- 階数
- 周辺の環境(スーパー、学校の距離、治安等)
これら条件の中から、絶対に譲れない条件を3個程度に絞って探すようにしましょう。
めぼしい物件を見つけたら、可能な限り、夜もその家の周辺を訪問することをオススメします。
昼と夜とでは、物件の周りの雰囲気が全然違うこともよくあるのです。
街灯が少なくて暗いと、治安の面で心配ですよね。
近くの飲食店の業種によっては、匂いが気になることもあります。
また、不動産業者の仲介手数料には、ご注意ください。
宅建業法では、仲介手数料については、借主・貸主の両者から受け取れる仲介手数料は、(借主・貸主双方の承諾が得られない限り)家賃の半月分を超えてはいけないと定められています。
もし、不動産業者から、仲介手数料として家賃の1ヶ月分を請求された場合は、業者にその理由をよく確認して、納得できない場合は、他の業者をあたるなどした方がいいでしょう。
日程と業者を決める
引越しの手順の中では、業者選びが重要です。
業者から見積もりをとる時には、引越し日時も指定して、料金を算定してもらうことになります。
業者を決める上で、特に重要なことは、次の2つです。
- 先延ばしせずに、すぐに見積もりをとる
- 見積もりは、必ず、相見積もり(複数業者の見積もり)をとる
その理由として、
先延ばしせず、すぐに見積もりをとれば、希望する引越し日時を確保できる可能性が高まります。
また、相見積もりをとることで、引越し料金も安く抑えられる可能性が高まります。
相見積もりは、価格交渉の「武器」にも、契約を迫られたときの「防具」にも、相場を知る「道具」にもなるのです。
もっと具体的に知りたいな。
詳細については、下記の記事で解説しています。
こちらの記事では、相見積もりと組み合わせて、さらに引越し料金を安くできる技も合わせて紹介していますので、是非、参考にされてください!
荷作りをする
相見積もりをとって、業者を選んだら、すぐに段ボールをもらって、荷作りを始めましょう。
引越しを15回経験した私がいつも荷作りで感じることは、
「意外と時間がかかり、ゴールが見え始めてからが長い」
ということです。
終わりそうでなかなか終わらないという頃は、引越し日が迫っている時期なので、焦りが出てきてしまいます。
「今から荷作りを始めたら早すぎるかな?」というタイミングから始めるくらいがちょうど良いです。
負担を軽減する引越しのコツについては、こちらで詳しくご紹介しています!
また、引越し先が社宅など、前の住人が退去した後、特段の清掃が行われていない場合は、衛生面が気になる方もいらっしゃると思います。
換気扇が油でベトベトだったり、トイレがホコリだらけだったりしたことがありました。。。
そんな場合は、私は、引越し日時が決まり、荷作りを始めた段階で、転居先のハウスクリーニングを予約するようにしています。
しかも、可能な限り、入居日当日に来てもらうようにしています。
入居日当日に来てもらうようにすると、都合がいいです。
入居日は、自分の荷物の荷ほどきで手一杯なので掃除までは手が回りません。
また、荷ほどきで必ず家にいることが分かっているので、自分の予定が変更になる心配もないので、ハウスクリーニングの予定を入れやすいのです。
自分が荷ほどきしている間に、台所や水回りをクリーニングをしてもらえれば、引越し当日から気持ちよくお風呂にも入れるので、スッキリした気持ちでスタートすることができます!
もちろん、数千円~数万円のお金はかかりますが、自分が掃除する手間と時間が節約できて、新生活を気持ちよくスタートできることを考えれば、十分その価値はあると感じています。
先ほどご紹介した別記事に書いた方法で、引越し料金を安く抑えて、浮いたお金をハウスクリーニングに回すという考え方でもいいですね。
家の中をきれいにすれば、子供にも安心ね!
さらには、インターネット回線の引越し手続も早めにすることが大事です。
インターネット回線の変更手続は、通常2週間程度かかりますし、新年度等の繁忙期には1ヶ月かかることも珍しくありません。
引越し後にネットが使えない不便を避けるためにも、これも早めに手続しましょう!
住所変更等の手続
引越しには、住所変更の手続が必要です。
- 電気
- 水道
- ガス
- NHK
- 新聞
- 郵便の転送届
- 転園・転校
- インターネット回線(早めにしましょう!)
- クレジットカード
- 役所(住民票、印鑑登録、健康保険、福祉関係)
- スポーツジム、ファンクラブなど、会員に入っているもの
荷作りと同時進行で手続しましょう。
引越し当日
引越し当日は、カーテンなど、その日の朝まで使っていたものを「すぐ開ける」用の段ボールに詰めて、業者が来るのを待ちましょう。
テレビ等の家電や、大型家具は、業者さんが養生してくれますので、自分では何もしなくて大丈夫です。
業者がやってくれるか分からない場合は、前日までに確認しておきましょう!
物干し竿や、ベランダのサンダル、自転車は忘れがちなので注意してください。
業者さんの作業中は、ほとんどすることがないので、余裕があれば、業者さんに缶コーヒーなどの飲み物を用意しておくのもいいかもしれません。
荷ほどきをする
荷ほどきは、荷作りに比べれば早く進みますが、それでも一日では終わりません。
単に、段ボールから荷物を出すだけではなく、TVとデッキの接続や、カーテンの設置等、すぐにやらなければならないことが沢山あります。
そんな中、私が、荷ほどきで最優先していることは、「寝るスペースを確保する」ということです。
段ボールを沢山開ければいいのかと思ってたけど・・・。
荷ほどきは、焦る必要はないですよ!
具体的には、ベッド派の方は、ベッドの上にモノを置かないようにしましょう。
布団派の方は、布団を敷くスペースを確保しておきましょう。
荷ほどきが終わらないまま夜遅くなっても、もしくは疲れ果ててしまっても、とりあえず、寝るスペースさえ作っておけば、途中で荷ほどきをやめて、すぐに寝ることができるからです。
心に余裕を持って荷ほどきができます!
「いつでも寝られる」という安心感があれば、焦らず、落ち着いて荷ほどきができるので、怪我予防にもなります。
お隣(近所)に挨拶する
最近は、近所への引越し挨拶はしない傾向にあります。
都会と田舎とでは、挨拶の重要性、必要性も違ってくると思いますので、正解をお示しするのは難しいです。
ただ、基本的に挨拶されて嫌な気持ちになる人はいないので、余裕があれば、挨拶した方が良いと思います。
我が家の場合、社宅に入居するときは、手土産はなしで、同じ棟の方に挨拶に行くようにしています。
マンションの場合は、上下階と両隣だけでもいいかもしれません。
お互い、顔が分かるだけでも安心感を得られます。
私の経験上、上の階の子供の足音がうるさいときはイライラしてしまいがちですが、その子の顔が分かっているときは、イライラがかなり収まるので不思議です。
このように、これから新居で生活するうえで、自分自身の精神的ストレスを軽減する意味でも、できるなら挨拶はするようにしましょう。
女性の一人暮らしの場合は、安全面を考えて、挨拶を控えてもいいと思います。
住所変更等の手続
転居先に入居したら、先ほどもご紹介した、住所変更等の手続を忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、引越しの始まりから終わりまでの大まかな流れをご紹介しました。
私が引越しの時に特に意識していることは次の通りです。
- 先延ばしせず、すぐに相見積もりをとる
- 早めに荷作りを始める
- 荷作りを始めたら、ハウスクリーニングを予約する(社宅などの場合)
- 荷ほどきは、寝るスペースを確保する
- 極力、転居先で挨拶に回る
せっかくの引越しですから、気持ちよく新生活をスタートさせたいですよね。
スムーズな引越しに向けて、参考になったら嬉しいです!